JOURNAL

サービスのタネ:断食してフードサービスを考える

    サービスのタネでは、竹下が日常で気になった事柄から、サービスのタネを見つけます。

    コロナ太りの反動?断食がブームに

    モデルやスタイリストなどのインスタを眺めていると、在宅期間が長いせいかよく「ファスティング(断食)しました」という話題があがっていることに気付きました。

    色々見ていると、少し前までは怪しいものが多かったファスティングの商品も、洗練されたものが増え、女性が多いイメージだったのが、ビジネス書や自己啓発本などにもとりあげられる事が多くなり、男性もファスティングに興味を持っている人が増えているようです。

    「免疫力」がキーワードの火付け役

    そもそもなぜこの時期に断食がもてはやされたかというと、大きなテーマは2点

    • 外出せずに家から出ないので太る
    • 免疫力を上げたい

    断食が免疫を上げるという話は今に始まったわけではなく、以前から研究されているもので、少し検索すれば、本やWeb記事が出てくるものですが、今年は特にこの「免疫力」「免疫を上げる」というキーワードが多めに検索されているのもあり、自粛期間で拍車をかけた永遠のテーマ「ダイエット」との相性が良い事で「断食」も引っ張られたという感じでしょうか。

    綺麗にヤマがコロナ自粛で上がっている印象です
    免疫ほどではないですが注目はされているようです

    断食はフード界を脅かす健康概念なのか

    後述しますが、今回、私も一週間ほど断食をしてみました。自分で断食を実践するにあたり、色々本を読み漁ったり、Youtubeなども見たのですが、調べている体感としては、「ひそかなブーム」という感じで、自分で情報を探し求めない限りはそんなに流行ってる感触はありません。

    一因として、以下のような理由かなと考えます。

    「断食による健康はウソ」というウソ?

    断食にかぎらず、どんな業界でもある話ですが、今までなかった習慣や概念を説明する時に、少し過激な言い回しがされたりします。
    いくつか読んだ本や記事ではフード業界とメディアの関係がまるで陰謀論のように取り上げられたりしていました。

    仕組みとしては、フード業界系のスポンサーが多くつくようなメディアでは、断食という単純に食へのコストが少なくなるものは、なかなか大きくとりあげにくくなる。…という事のようです。

    確かに一理あるかもしれませんが、それにプラスして、断食自体がまだまだ研究段階であり、基本的な栄養学の本にははっきりと「1日3食ちゃんと取りましょう」というのが常識なので、エビデンスを大事にする業界(民間テレビなど)では、ウソとは言わないまでも、危険だとアラートを鳴らすのはしかたがないのかなと思います。※個人の感想です

    3食のうちの1食は医者の為に食べている?

    断食にも色々種類があり、終日食べない断食もあれば、半日だけ食べない断食もあります。どれも主な目的は、1日中フル稼働している内臓を休ませる事です。

    1日のうち、決まった時間に3食取ると、内臓フル稼働を24時間365日することになり、休みなしのブラック稼働が続けば、いずれどこかに故障(病気)が生じる。この「故障」で医療業界はなりたつ。ならば食事を増やしてしm…という事のようです。

    うーん。なるほど。

    • メディアには情報が出にくい?
    • 医者いらずの為に食べないという世界?

    今までの常識をひっくり返されると、何を軸にして、何を信じるべきか?という時代になりました。

    私個人としては、高城剛さんのウルトラデトックスという本を読み「エビデンスのある健康法だけが全てではなく、一人一人自分に合った健康法がある。医者や本の情報が全てではない。」という表現にとても納得しており、これからは自分の感覚というのも研ぎ澄ませていかねばならない時代になりそうだと感じています。

    これらは、あくまで考察でありますので、信じるか信じないかは個人にお任せします。あしからず。。

    というわけで、実際にやってみた

    言うのはタダ。調べるだけなら誰にでもできるだろ。と言う事で、実際に本などから得た知識で、竹下も1週間ほど断食してみました。

    スケジュール的には1日準備食、5日断食、1日回復食といった感じで、本当はもっと前後を取った方が良いのですが、思い立ったらすぐやりたくなるタチでして、こうなりました。

    今回は初めての本格的な断食なので、市販の酵素ドリンク(なるべく良質なやつ)を購入し挑みました。

    (結果は特にこのブログの趣旨とは関係ないので、断食について詳しく聞きたい方は是非竹下に直接お問い合わせくださいw)

    惚れ直した日本の食材

    断食中、本当に見直したというか、やはりすごいなと感じたものが、昔から食べられている日本食の栄養価の高さです。
    準備や回復食は大抵日本食の食材が書かれており、玄米・沢庵や糠漬けなどの漬物、納豆や味噌、海藻類、米麹を使用した甘酒などで、本断食中でも必要な塩分がとれるという事もあって、梅干しは食べても良い事になっていて、ちょっと運動する前の塩分補給にする機会もあり、なるほどすごいと体感しました。
    市販の酵素ドリンクはとても甘いので、塩分を求めてしまう時の梅干しにどれだけ救われたか。。

    そして自分の意識も高くなる

    断食の効果に感動し、しばらく半日断食もセットにして、またちょっとしたらやってみようと思いました。

    本断食してから数ヶ月経ちましたが、半日断食は毎日実行中です。おかげで食べるものへの意識はまだ高い状態を維持しており、早食いをしないように良く噛んだり、回数が少ない食事なら、良いものを食べよう。断食して綺麗になった体をすぐには汚すまいという、掃除したての部屋を汚したくなくて隅っこに座るような、そんなプレシャスな体験をしております。
    …いつまで続くやらです。

    どういったサービスができそうか?

    どこにも行けない今こそ日本食レストラン

    日本食に感動した私としては、健康意識高い系の話題になりそうな徹底した日本食レストランが欲しいと思いました。
    それでいて大○屋・や○い軒のように気軽に行けたら毎日通っちゃう。

    贅沢な断食専門カフェ

    断食というと、何も食べない。水しか飲まないなどのイメージがあり、外食感もありません。実際は、断食にも様々なやり方があり、何も取らない断食よりも、塩分や最低限の栄養素は取りながら進めるのが一般的です。

    断食中も何も食べられない期間だけではないので、普段自分では買えないような高級素材でできた断食用の食材がいただける場所があったら、気分転換にもなって良さそうです。

    まとめ

    健康は大事

    こんな時代だからこそ、信じるべきは自分の体。意外と自分の事を知らない。というのは40才近くになって思うところがたくさんあります。そんな私は断食はとても為になったと思います。
    きっかけはなんでも良いのですが、自分に合った形で落とし込むためにはまずは実践してみる事も大事かと思います。見たり聞いたり試したりして、世界が誇る長寿国、日本に生まれたことを今日も誇らしく思いながら甘酒を呑みます。

    サービスデザインは、ユーザーの心理や行動を調査・分析しながら行う作業です

    キャンビーザライトは、みなさまが思いついたサービスアイデアを実現するためのお手伝いをしています。
    ぼんやりとしたものでもOKですので、お気軽にご相談ください。

    読んでみた断食(健康)本

    私が参考にした本たちです。(アフィリエイトではないです)

    MEGUMI TAKESHITA

    MEGUMI TAKESHITA

    Director / Designer

    隙あらば旅に出たい