経済的に盛り上がり始めた東南アジアで現地の人たちはどのように音楽を楽しんでるのか。
気になってしまったので、先月の8月下旬にタイとベトナムの音楽状況を現地で見聞きしてきました。
さて早速まずはタイから。
バンコク トンロー地区
今回、タイの首都バンコクと、第二の都市と言われているチェンマイに行ってきました。
初日ということでまずはバンコクの耳が早い音楽好きに人気と評判のDEMOというクラブへ。
このお店があるのはトンロー地区と言って、バンコクの中でも大人向けのオシャレな地域らしく、ガイドブック等ではバンコクの青山とか言われてるみたいです。
バンコクでは、まだインフラ周りは確かに荒いんですが、建物やお店単体では死ぬほどきれいでオシャレなお店もたくさん出てきてるようで、実際この近辺にも日本にあったら通うのになー、ってお店も多かったです。閑話休題。
で、最初は20:30ぐらいに行ったのですが、やはり日本と同じく早い時間はお客さんがいません。
というか店に入ったらホントに俺だけしかいませんでした。タイの人の朝は早いと聞いてたので、遊ぶスタートも早いかと思ったんですが、そんなこともなかったです。そりゃそうか。
ただ、スタッフは人数めちゃくちゃいたので、遅い時間には人が溢れるであろうことは見てとれました。
ライブバー 7th Street Bar&bistro
とは言え、1人でそこに居続けるのは流石に辛いので一旦離脱。
その後、ノーアイデアで通りを歩いてると、ライブしてる音が聞こえてきたので、その店に入ってみました。
7th Street Bar&bistro
住所:55 Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110 タイ
ちなみにその隣の店でもライブやってて、多少音混ざったりしてたんですが、あまりお客さんが気にしてる様子はなかったです。
ギターとエレドラとキーボードの三人組が爽やかな感じの音楽をお店の片隅で演奏していて、いくつか欧米のポップスなども演奏していました。
お客さん達はそのライブをじっとみてるとかではなく、BGMとして楽しんでいる感じでした。
タイではお酒を飲む時に音楽を楽しむというのは結構浸透していて、多くのBarで結構大きめの音で音楽がなっています。
逆にライブハウスのような音楽主体で楽しむ、という場所は少ないようです。
ちなみにこちらのお店はテラス側ではサッカーの映像を流していました。それをビール飲みながらぼんやり見てる欧米人ぽい旅行者も何人かいましたね。
クラブ DEMO
さて、23:00ぐらいという頃合いの時間になりましたので、もう一度DEMOに戻りました。
DEMO
住所:Arena 10, Thonglor Soi 10, Sukhumvit, 10110 Bangkok
先ほどとはうってかわって人がいっぱいです。ちなみにこの日は月曜日です。
本来であればつながっていて行き来が可能なFunky Villaはクローズしていましたが、DEMO自体が2つフロアを持っており、この日はメインが欧米のEDM+POPS、
もう一つはR&BやBASS MUSICって感じでした。
雰囲気はメインの方がVIP用の場所があったり、夜のお姉さん連れた外国人とかもいてチャラい印象受けましたが、もちろん音楽と会話を楽しんでるタイの人も多かったです。けどやっぱ飲みメインかなー。
個人的にはもうちょいミニマル・テクノとかディープ・ハウス的なのが流れると嬉しかったのですが、今回の視察でそういう音に触れることは全体的になかったですね。
バンコクのクラブの楽しみ方
タイに来て一番びっくりしたのは、フロアに腰上辺りぐらいの高さのテーブルが均等感覚で立錐してることです。
バンコクの人たちは、お酒を買ってこのテーブルに置き、ソーダやコークなどで割って飲みながら、会話と音楽を楽しみます。
確かに飲んで騒ぐ、がメインであれば、カウンターまでわざわざ飲み物買いに行ったり並んだりしなくていいので効率的だな、とも思いましたが、やっぱ踊りにくいのか、フロア後方には踊りたい感じの人が溜まってました。
そうこうしてる間にも12:30とか1:30とかでもざんざか人が入ってきます。
ちなみに営業時間2:00までのはずなんですが、この日は3:00ぐらいまで営業してて、最後まで人でいっぱいでした。
旅行者と夜のお姉さんとかもいるとは言え、もう一度いいますが月曜日です。
次の日はバンコクで一番熱いというRCAという通りにあるクラブを見てきましたので、次回はそこと3日めに行ったレコード屋さんについて書きます。