タイの音楽事情を現地で見て聞いてきました。その4

rooftop_bangkok

前回の更新みたら、2ヶ月前…。もう冬だよ…。自分のぐーたらさに閉口しつつ何もなかったかのように続けます。

チェンマイの後に、ベトナムに移ってその後もう一回バンコクに行きました。

帰る前に最後にカオサンロードを見てきました。

タイ初日でお邪魔したGear8のみなさんと話した時に、カオサンロードのことを聞きました。平日だろうがなんだろうがすごい盛り上がりだと。

動画なんかでも見せてもらったんですが、もしそれが日本であればどうみても週末の夜中、しかもハロウィンや大晦日のような特別なイベント感のある雰囲気で、これは見とかなければなと思った次第です。

行く前にざっと調べたところ、カオサンロードはその筋の方には有名な、世界中からバックパッカーが集まってくる聖地みたいなものらしいですね。

すみません、今まで全く知りませんでした。世界には知らないことだらけだ…。

カオサンロードの様子

Khaosan Road Entrance

ということで、現地出張中の友人(おっさん)とともに行ってきました。

タイ人、旅行者、外国人が入り乱れて盛り上がってますが、外国人の割合がやはり多いですね。ちなみに平日の24:00過ぎてます。

再三書いてますが、タイ(というかバンコク)のみなさんの深夜までのアグレッシブっぷりは凄いな、と思いました。

路上にもクラブにも老若男女が溢れてます。モノを売る人もいれば、遊んでる人もあり。

タイでは観光も重要な収入源なので、バカンスに来ている外国人向けに商売されてる方も多く、そういう一面ももちろんあるかとは思いますが、タイの人たちの力強さも間違いなくあると思います。知らないだけかもですが、こういう雑多な賑わいってあまり日本では見なくなった気がします。

さてそのまま奥まで進みます。この通りには特にクラブとかライブハウスなどがあるわけではなく、バーが並んでます。

bar at khaosan

各バーにDJがいて、みんなはそのバーで酒を買ったあと、店内(といってもオープンフロア)で楽しむこともできますが、大抵の人はそのまま外に出ます。

んでどこが盛り上がってんのかというと、そのバーの前の「路上」がフロアになってるんです。※ちなみにかかってる音楽はやはりというか何というか、EDMとビルボードヒッツみたいなやつです。

khaosan on the road_1

なんで路上で密集して踊ってんの、歩けねーよ、警察なにやってんの、って話にはならないんですよね。この通りは、全部そうなってるんで。歩行者天国をイメージしてもらうとわかりやすいかも知れません。ただし、歩行者天国になってるわけではないんですけども…。

んで、人気の曲をかけるDJが入ってるところはやっぱり店の前の路上に人が溢れててめちゃくちゃ盛り上がります。

ちなみにたまに風船売ったりしてる人いるんですが、あれ違法なガスらしいんでやめといた方が無難だと思います。

khaosan on the road 2

先程も書いた通り、言っても外国人が多いですし、盛り上がってりゃいいってもんでもないんですが、やっぱ独特のパワーあります。

渋谷の交差点みたいに痴漢が横行するわけでもなさそうですし、みんな楽しそうです。

ただまあナンパみたいなのも多いのか、一旦ざっと通りの最後まで行ったあとに引き返してて、こっちに歩いてきた人に盛り上がってる店はまだやってるかと聞いたら、ナンパと間違われてなんかまくし立てられて無駄に振られた気分を味わわせられました。

おっさんつらい。おっさんは気をつけましょう。

この後、2時が過ぎたぐらいから警察が来て、通りを空けるように指導が入ったあと、その流れで盛り上がりは収束しました。

警察、仕事してましたね…。

タイの音楽の楽しまれ方としては実は片手落ち

こんな感じで今回のタイ視察は終わったのですが、実は見れてないとこがかなりあります。

いわゆる一般的な人たちもしくはタイのヒップな人達が楽しんでるところは結構見て回れたんですが、アンダーグラウンドでオリジナル曲を演奏してるような場所やコミュニティは見て回れませんでした。

ハードコアとかポストロックのコミュニティもしっかりあるらしく、ホントはその辺も個人的には見たかったんですが、今回の視察の趣旨とは違うのと、タイミングも悪かったようなので泣く泣く断念しました。

参考:

Thai Hardcore Bands Are Risking Prison Just To Thrash(英語)

Unite Asia:ALL POSTS TAGGED “THAI HARDCORE”(英語)

ここに関してはまた別途見に行ければと思っていますが、最後にタイでアンダーグラウンドなバンドのサポートをされてる日本の方のサイトを紹介して、本レポートを締めたいと思います。

dessin the world

こちらはタイと日本のインディーズバンドの交流を目的として、音源リリースや現地情報の発信、イベントの企画などをされています。

日本のようにタイのインディーズコミュニティも活性化していくと、また面白い音楽が生まれていくんじゃないかとワクワクしますね。次の機会には直接お話うかがってみたいなぁ…。

TAKAYAMA

WRITER: YOICHI TAKAYAMA

CEO/DIRECTOR

真面目が取り柄のディレクターです。 好きな言葉は「おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」です。

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